Linux md-RAID 修復
解決方法 Raid5からのファイル救出 LinkStationやTeraStationのRaid崩壊やファームウェア崩壊などに参考になれば / PC あれこれ探索
先日ですがLinkStationを色々と掃除の為に持ち運びなどをしていた所
数日後にバックアップがエラー
LinkStation LS-QL (1TB Hitachi *4 Raid5)の構成が壊れてしまいました
良い経験だと思ってなんとか復旧する方法を試行錯誤して
なんとか復旧出来たのでご紹介します
LinkStationやTeraStationは5つのパーティションに分かれている様です
/dev/sd*1 Raidなどの情報 /dev/sd*2 ファームやWeb画面などのOS情報 /dev/sd*4 区画情報 /dev/sd*5 スワップ領域(メモリが足らなくなった時の予備領域)? /dev/sd*6 実際のデータ領域
- 手順1
今回はubuntu上でRaid5を再構築したいので
HDD4つのsd*6の領域をRaid5として構成します
まず必要なモジュールをダウンロードします(Ubuntuマシンでインターネット接続が必要)
sudo apt-get install mdadm
途中で何か聞いてきますがそのままYやエンターで大丈夫だったと思います
sudo modprobe md_mod sudo mknod /dev/md10 b 9 10
次に実際のRaidの再構築コマンドを入力
sudo mdadm -A /dev/md10 /dev/sd[abcd]6 (最後の/dev/sd[abcd]6の部分はfdisk –lで確認)
このコマンドでエラーが帰ってこなければ再構築完了です
もしエラーなどが帰ってくる場合は
sudo mdadm -A -R -f -U /dev/md10 /dev/sd[abcd]6
などのオプションを試してみるのも良いかもしれません
- 手順2
無事にRaidが再構築出来たら次にxfs_repairにて修復作業をします
先ほどのRaidを/dev/md10としましたので
sudo fsck -t /dev/md10 sudo xfs_repair -P /dev/md10
しばらく待たされるかも知れませんがじっと待ちます
無事にフェーズが確か7ぐらいまであったと思いますが
superblock findなどのメッセージが出ていたら復旧する可能性は高いかも知れません
- 手順3
次に先ほどのRaidドライブをフォルダとしてマウントします
sudo mkdir /mnt/data
でマウント先のフォルダを作成
sudo mount -t xfs /dev/md10 /mnt/data
でRaidドライブがフォルダ/mnt/dataにマウントされます
- 手順4
- コピー実行